◆ 第124回自然言語処理研究会

◎日 程 平成10年3月12日(木) 13:30 ~ 16:30
13日(金)  9:30 ~ 16:45

◎会 場 大阪大学(豊中キャンパス)言語文化研究科棟2階 大会議室
〒 560 大阪府 豊中市 待兼山 1-8

〔交通手段〕

  • 大阪(伊丹)空港からモノレールにて約5分柴原駅下車、正門経由徒歩10分。
  • 梅田駅から阪急宝塚線にて約20分蛍ガ池駅下車、モノレールにて約2分柴原駅下車。
  • 梅田駅から阪急宝塚線にて約20分石橋駅下車、石橋門経由徒歩16分。

〔連絡先〕
〒560 大阪府 豊中市 待兼山 1-8
大阪大学 言語文化部
成田 一
TEL 06-850-5889
FAX 06-850-5865

◎12日終了後に懇親会を予定しております。皆様奮ってご参加ください。


【プログラム】

(発表件数15件)


3月12日(木) ― 13:30 ~ 16:30 ―
[13:30 ~ 14:30] ● 法律文解析

(1) 法律条文のデータ構造
○ 田中 規久雄 (阪大)

法律条文は通常の日本語に比べ、かなり制約された文構造が用いられるが、
その文構造と使用される動詞に着目し、一の法律条文が持つ構造と意味の
関連について考察する。

(2) 要件効果構造に基づく制限言語モデルを用いた法律文解析
–並列構造の推定方法について–
◯高尾 宜之, 平松 寛司, 永井 秀利, 中村 貞吾, 野村 浩郷 (九州工業大)

要件効果構造に基づく法律文制限言語モデルを用いた法律条文の統語構造解析
において,法律文の並列構造が持つ言語的特徴を利用して,並列構造の推定を
行なう.

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[15:00 ~ 16:30] ● 文構造解析・他

(3) 主題間の関係を用いた文脈構造ネットワークの構築
○吉田悦子、横山晶一、西原典孝 (山形大)

談話より抽出した主題を用いて文間の文脈関係を明らかに
し、その関係から文章全体の構造を表現する文脈構造ネッ
トワークの構築手法を提案する。

(4) 動詞述語の抽出による中国語文の構造解析
○呉 志剛, 横山 晶一, 于 素秋 (山形大)

中国語の動詞述語の用法と接続特性を検討し、その結果に基づいて、中国語
文の新しい解析法を提案する。

(5) 中国の自然言語処理について
◯ 田中康仁 (兵庫大), 北研二 (徳島大)

1997 年 8 月に、我々は中国で開催された国際会議
(標準化与技術伝播国際学術会議および語言工程)に参加し、
研究発表を行ってきた。また、その際に、ハルビン工業大学を訪問し、
機械翻訳、中国語入力、文字認識、音声認識等のデモンストレーションを
見学した。本稿では、上記国際会議の概要および中国の自然言語処理の
現状について報告する。

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3月13日(金) ― 9:30 ~ 16:45 ―