☆ 音声言語情報処理研究会と合同開催.
◎日 程 平成11年5月28日(金) 10:00 ~ 16:45
◎会 場 千葉工業大学 津田沼キャンパス 5号館6階 会議室
(〒275-0016 習志野市津田沼 2-17-1)
〔交通手段〕
- JR総武線 津田沼駅下車 徒歩2分
〔連絡先〕
- 千葉工業大学 情報ネットワーク学科 大川茂樹
〒275-0016 習志野市津田沼 2-17-1
(tel: 047-478-0286)
【プログラム】
(発表件数11件)
- 5月28日(金) ― 10:00 ~ 16:45 ―
5月28日(金) ― 10:00 ~ 16:45 ―
[10:00 ~ 12:00] ● 音声認識・応用 〔4件〕
(1) クラス統計と単語統計の併用による小規模学習データのための
統計的言語モデル構成法
小林紀彦, ○小林哲則 (早大)
クラスバイグラムと、単語バイグラムとを重みつき平均によって連続
音声認識のための言語モデルを構成することを検討する。重みを単語対にお
ける先行単語の頻度の関数とするとき、小数学習データにおいても信頼度の
高い言語モデルを構成できることを示す。
(2) 講演ディクテーションのための話題独立言語モデルと話題適応
○加藤一臣, 李晃伸, 河原達也 (京大)
講演音声をディクテーションするための言語モデルの構成・適応方法
について述べ、音声認識実験結果についても報告する。
(3) 音声入力によるニュース音声検索システム
○西崎 博光, 中川 聖一 (豊橋技科大)
実際のニュース音声を音声認識により書き起こし、それを基に検索実験を行った。
キーワードがテキスト入力の場合と、音声入力の場合を比較、実験した。
(4) テレビドラマのシナリオと音声トラックの自動対応付け
○谷村 正剛、中川 裕志 (横浜国大)
音声認識とDPマッチングにより、ドラマのシナリオを音声トラックに
自動的に対応付けるシステムを提案する。
[13:00 ~ 14:00] ● ディクテーション 〔2件〕
(5) 日本語ディクテーションのための言語資源・ツールの整備
伊藤克亘 (電総研),山田篤(ASTEM),天白成一(アルカディア),
山本俊一郎,踊堂憲道,宇津呂武仁 (奈良先端大),山本幹雄 (筑波大),
鹿野清宏 (奈良先端大)
日本語ディクテーション言語モデル構築のために整備した各種言語資源、
ツールの内容および実験結果について報告する。
(6) 日本語ディクテーション基本ソフトウエア(98年度版)の性能評価
○河原達也, 李晃伸 (京大), 小林哲則 (早大), 武田一哉 (名大),
峯松信明 (豊橋技科大), 伊藤克亘 (電総研), 山本幹雄 (筑波大),
山田篤 (ASTEM), 宇津呂武仁, 鹿野清宏 (奈良先端大)
音声認識の汎用的・標準的なツールとして開発を進めているソフトウェア
の紹介及び2万語彙のディクテーションでの性能評価について報告する。
(7) Suffix array を用いた日本語単語分割
伊東秀夫 (リコー)
文字列ソートによるオフライン単語分割法を提案する。従来の
形態素解析等に比べ高速かつ短単位への分割を可能にする。
(8) 学術文献の著者キーワードに基づく専門用語間の関連度計算とその応用
○相澤彰子,影浦峡 (学術情報センター)
著者キーワードの共起関係に基づく大規模な用語グラフ上での用語間関連度の
計算法とそのテキスト自動分類問題への適用について述べる.
(9) テキストの表層データに基づいた意味カテゴリーインデクシングの支援について
○舟生日出男、黒田隆之、高橋毅、内田明宏、長尾仁志、伊丹誠、伊藤紘二
(東京理科大)
改良型のTfiDf法と教師付きの学習による、テキストに含まれる意味カテゴリー群の
推定手法を提案する。
(10) ESCに基づく確率的決定リストを用いたテキスト分類
○李 航、 山西 健司 (NEC)
確率的決定リストを用いたテキスト分類方式を提案。
拡張型確率コンプレキシティ(ESC)の
最小化を決定リスト学習の規準とし、高精度のテキスト分類を実現。
(11) 意味焦点駆動文生成
◯関 洋平, 飯島 正, 原田 賢一 (慶大)
談話において焦点が当たっている句の情報を入力として動詞の形態を決定するこ
とで, 文脈に応じた自然な表層文生成を可能とする手法について報告する。
照会先: 宇津呂 武仁 (奈良先端大)
作成日:平成11年3月3日