☆ 電子情報通信学会・言語理解とコミュニケーション研究会(NLC) との共催
◎日 程 平成11年7月22日(木) 13:00 ~ 16:45
23日(金) 9:00 ~ 12:00
◎会 場 新潟大学 大学院自然科学研究科大会議室
(〒950-2181 新潟市五十嵐2の町8050)
〔交通手段〕
- JR新潟駅(万代口)を出て左手にあるバスターミナル から新潟交通の「新潟大学前」行き、あるいは 「大学・内野」行きバスに乗車(所要時間約40分)、 新大西門下車、大学構内を歩いて5分。 新潟駅周辺の案内図は、 http://www.niigata-u.ac.jp/niigata_station/index.html を参照して下さい。 大学構内の案内図は、http://www.gs.niigata-u.ac.jp/japanese/route/frame.html を参照して下さい。
〔連絡先〕
- 〒950-2181 新潟市五十嵐2の町8050
新潟大学工学部情報工学科 宮崎正弘
TEL: 025-262-6745
Fax: 025-261-2502
★ 1日目 (22日) の終了後,17:00~18:00に新潟大学 宮崎研究室の見学会, 18:30~19:30に新潟大学にて懇親会を予定しています.
【プログラム】
(発表件数13件)
- 7月22日(木) ― 13:00 ~ 16:45 ―
- 7月23日(金) ― 9:00 ~ 12:00 ―
- [ 9:00 ~ 12:00] 解析・生成,他 〔6件〕
7月22日(木) ― 13:00 ~ 16:45 ―
[13:00 ~ 14:30] ● 情報抽出
(1) 有限状態変換器の誤り駆動型学習を用いた固有表現抽出
○颯々野 学, 塚本 浩司 (富士通研)
Brill の手法を適用して日本語の固有表現を抽出する方法を示す。形態素
解析と学習で獲得した有限状態変換器を使う。
(2) 世界大百科事典の 「テーマ地図検索」 における地名情報抽出法
金田 泰 (日立)
百科事典の CD-ROM とネットワークサービスのために「テーマ地図検索」という
テキスト情報検索法を開発した.この検索法においては,あらかじめ地名データ
ベースを使用して事典本文から地名インデクスを生成し,ユーザ入力があるとそ
れと全文インデクスとを検索して結果をソートして表示する.この報告ではこの
情報抽出法,とくに地名のあいまいさの解消法について説明して精度を評価する.
(3) 送受信履歴と情報抽出に基づく電子メールの個人適応型ランキング
長谷川 隆明 (NTT)
電子メールの送受信から獲得するプロファイルと本文から抽出する特徴的な情
報から電子メールにユーザ指向の優先度を与える手法について述べる。
[14:45 ~ 16:45] ● 文書の構造化・要約〔4件〕
(4) 表層情報を利用したネットニュース領域構造解析
○浅野久子 永田昌明 (NTT)
ネットニュースの表層情報を用いて、引用構造および各引用階層における
本文、signature等の領域構造を解析し、これらの構造をXMLタグ付けして
出力する手法を提案する。
(5) 不定型な広告情報の自動構造化
○井上香織 横路誠司 高橋克己 (NTT)
不定型な広告情報を効率的に検索するための、自動構造化を目的とする。
不定型な広告文書内の情報に自動的に属性を付与する方式を考案した。
本検索システムについても説明する。
(6) 情報検索タスクに基づいた評価による要約手法の比較
○望月 源,奥村 学 (北陸先端大)
要約の提示が情報検索タスクにおけるユーザ支援に役立つかどうかを調査し,
要約作成手法間の比較を行なう.
(7) 話題構成に基づく文書自動要約: 本一冊を一頁に要約する試み
仲尾 由雄(富士通研)
語彙的結束性によって自動認定した話題構成に基づき、数十頁の長い文書から
主要な話題の骨子を抽出して1頁程度の要約を作成する手法を提案する。