◎日 時 平成12年7月18日(火) 13:00~16:45
19日(水) 10:15~14:00
◎会 場 会津大学 (#314 Large Conference Room, 3rd floor of Administration Bldg.)
〒965-8580 福島県会津若松市 一箕町鶴賀
Tel: 0242-37-2500, Fax: 0242-37-2528
Url: http://www.u-aizu.ac.jp/welcome.jp.html
〔交通手段〕東京駅~郡山駅(JR東北新幹線)~会津若松駅(JR磐越西線)
(詳細は上記Urlを参照)
〔連絡先〕Susantha Herath (会津大学大学院 コンピュータ理工学研究科)
Tel: 0242-37-2536, Fax: 0242-37-2749
【プログラム】(発表件数12件)
- 7月18日(火) ― 13:00 ~ 16:45 ―
- 7月19日(水) ― 10:15 ~ 14:00 ―
7月18日(火) ― 13:00 ~ 16:45 ―
[13:00 ~ 14:30] 文書要約〔3件〕
(1) コメント生成のための情報統合法の提案
○佐藤浩史 松下光範 藤本和則 加藤恒昭
(NTT(株)コミュニケーション科学基礎研究所)
情報を直観的に提供する為に,日常的なコメントを付与する.その
コメント生成に必要な,情報の信頼性を扱う情報統合方式を提案する.
(2) テキスト構造に基づく要約生成条件の検討
○竹内和広、松本裕治(奈良先端科学技術大学院大学)
要約元文章のテキスト構造をあらかじめ解析しておくことにより、
人間が作成する要約とテキスト構造との関係を調査した。
(3) 聴覚障害者向け字幕放送のためのニュース文自動短文分割
○江原暉将(TAO/NHK)、福島孝博(TAO/追手門学院大)、
和田裕二(TAO)、白井克彦(TAO/早稲田大)
1ページ最大30文字の字幕放送に平均文長90文字のニュース文を
読みやすく表示するために、引用部分の分割や連用節の分割などの自動
短文分割を行う。
(4) 構文情報の定量化とそれを用いた言語比較
○高村大也(奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科)
杉原厚吉(東京大学工学部計数工学科)
語順や格変化等, 文構造を決定する情報(構文情報)の定量化方法を
提案し、その方法を独語と英語に適用し両言語を比較する。
(5) コーパスからの省略補完ルール獲得環境
○中岩 浩巳(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
コーパス中の省略箇所と補完要素を認定し、その結果から省略補完
ルールを効率的に獲得するシステムを提案する.
(6) EDR概念記述の抽象化による動詞パターンについて
○荻野孝野、小林正博(日本電子化辞書研究所)
オントロジーにおける、知識表現記述共有化のために、動詞の格
フレームによるグループ化について述べる。
(7) 対訳コーパスにおける低頻度語の性質:訳語対自動抽出に向けた基礎研究
○辻 慶太(東京大学大学院教育学研究科図書館情報学研究室)
芳鐘 冬樹( 〃 )
影浦 峡 (国立情報学研究所)
対訳コーパスからの訳語対自動抽出手法の改善に向けて,従来手法では
抽出が難しい低頻度語の性質を調べる。
7月19日(水) ― 10:15 ~ 14:00 ―
[10:15 ~ 11:45] 検索 〔3件〕
(8) 全文検索における英語接辞処理の評価
本間 咲子 (リコー ソフトウェア研究所 第一研究室)
TREC7,8のad-hoc trackを利用して、英語接辞処理の検索精度への影響を
詳細に評価し、索引語を正規化する場合に、適当な処理対象を検証した。
(9) ダイナミックプログラミングでの検索方法
○山本英子(豊橋技科大), 山本幹雄(筑波大), 梅村恭司(豊橋技科大),
Kenneth W. Church(AT&T Labs-Research)
技術的な日本語文書のテストコレクションにおいて、提案した方法が
辞書を用いる方法とngramを用いる方法と比べ、最も効率的であった
ことを報告する。
(10) 相対インデックス法による文構造分析法の開発と結果
○雄山真弓、岡田孝、黒崎茂樹(関西学院大学)
構文木で表現されるコーパスデータを対象とする新しいデータ
マイニング手法を開発し、言語学的分析のための部分的文構造
パターンを導出した。
(11) Support Vector Machine による日本語係り受け解析
○工藤 拓、松本 裕治 (奈良先端大)
統計的日本語係り受け解析において有効とされてきた素性集合と、
高マージン分類器である Support Vector Machine (SVM) を用いた
係り受け解析の手法および実験結果について述べる。
(12) 統計的手法に基づく形容詞または形容動詞の修飾先の決定
○橋本泰一 白井清昭 徳永健伸 田中穂積
(東京工業大学大学院 情報理工学研究科 計算工学専攻)
「名詞(A)+の+形容詞+名詞(B)」の形容詞の修飾先を
「A+の+B」「B+の+A」の出現頻度で決定
照会先:松本 裕治, 宮田 高志 (奈良先端大)
作成日:平成12年5月12日