◎ 日 時 平成14年1月21日(月) 13:00~17:15
22日(火) 10:00~12:00
◎ 会 場 独立行政法人 産業技術総合研究所
サイバーアシスト研究センター
(東京都江東区青海二丁目41-6)
〔交通手段〕JR・営団銀座線・都営浅草線 新橋駅からゆりかもめへ乗り換え
テレコムセンター駅下車(新橋から約20分)
詳細はこちらをご覧ください。
〔連絡先〕宮田 高志(サイバーアシスト研究センター)
Tel (03)3599-8295 Fax (03)5530-2067
【プログラム】(発表件数12件)
- 1月21日(月) ― 13:00 ~ 17:15 ―
- 1月22日(火) ― 10:00 ~ 12:00 ―
- [10:00 ~ 12:00] 応用システム 〔4件〕
1月21日(月) ― 13:00 ~ 17:15 ―
[13:00 ~ 15:00] ● 構文情報の利用 〔4件〕
1. 意味類型を用いた日英文型パターンの対応づけ
◯斉藤 健太郎、池原 悟、村上 仁一(鳥取大学)
比較表現に的をしぼった原言語のパターンと目的言語のパターンを、
意味類型を用いて意味的に対応づける手法の提案
2. 知的電子化英和辞書 -前置詞の曖昧性解消システムの実装-
○永井野 亮、佐川 雄二、杉江 昇(名城大学)
英文を読むため、多数の訳語をもつ英単語の訳語決定が
必要な時、可能性のある訳語だけを表示する辞書の作成
3. 機械翻訳の汎用的な前処理手法における係り受け関係の改善方法について
○長島 康人、荒木 健治、栃内 香次(北海道大学)
我々がこれまで提案してきた前処理手法には、係り受け関係の改善が比較的
弱いという問題点があった。本稿ではその問題に対する改善と、異なる分野の
テキストへの適用結果を報告する。
4. 自動文節対応付け手法を用いた要約生成操作の調査
○竹内 和広、松本 裕治(奈良先端大)
かかり受け解析の結果を利用して、要約とその要約元文章の間で文対応・
文節対応を自動的に行う手法を提案し、人間が作成した要約に対しての
対応付け結果に基づいて、要約生成における諸操作を調査した。
5. 入力された単語と関連のある文を選出するアルゴリズムの提案
○青木 友幸、飯間 等、三宮 信夫(京都工芸繊維大学)
単語間・文間の類似度を定義することによって,複数のドキュメントの
中から入力単語と関連のある文を選出する.
6. 印象に基づく楽曲検索:検索ニーズに合った印象尺度の設計
○熊本 忠彦、太田 公子(通信総合研究所)
アンケート調査によって集められた印象表現の中から
代表的な表現を自動抽出し、印象尺度を設計する。また、
被験者実験に基づいて印象尺度の性質を分析する。
7. Naive手法による大規模テキスト分類問題へのアプローチ
○相澤 彰子(国立情報学研究所)
低頻度語の利用について検討し、クラスの代表ベクトルを用いる手法と
サポートベクトルマシンを用いる手法を比較する。
8. 職業・産業コーディング自動化システムの活用
○高橋 和子(敬愛大学)
これまで実験段階にあったシステムを、実際に「健康と階層」調査や
「日本版General Social Surveys第1回本調査(JGSS-2000)」に活用した
ので結果を報告する。
1月22日(火) ― 10:00 ~ 12:00 ―
9. 音声対話システムにおける不適格性の処理
○船越 孝太郎、徳永 健伸(東京工業大学)
音声対話における言い淀み,訂正などの現象を意味的な情報を用いて扱う
手法を提案し,コーパスにより有効性を評価した.
10. 対話の流れに着目したインターネットチャット対話管理手法
○鈴木 大介、佐川 雄二、杉江 昇(名城大学)
チャット対話独特の特徴を踏まえ、対話の円滑な進行を手助けできるような
管理手法について考察する
11. 日本語クロスワードパズルを解く
○佐藤 理史(京都大学)
辞書やコーパス等の言語資源を利用して、日本語クロスワードパズルがどの
程度解けるかについて報告する。
12. 意味の確率的表現
○持橋 大地、松本 裕治(奈良先端大)
共起確率行列を確率的に最尤圧縮することで単語の意味を k-次元の
確率分布として表現し, そこから自然に導かれる意味的類似度やLSIとの
比較について述べる.
照会先:松本 裕治 (奈良先端大)
宮田 高志 (サイバーアシスト研究センター)
作成日:平成13年11月8日