◎日 時 平成15年7月25日(金) 10:00~15:00
◎会 場 山形大学 米沢キャンパス 工学部7号館320号室(旧I教)
〒992-8510 米沢市城南4-3-16
◎問い合わせ先
- 研究会に関すること
白井清昭(北陸先端大)
Tel: (0761)51-1216, Fax: (0761)51-1216 - 会場に関すること
横山晶一(山形大学)
Tel: (0238)26-3336, Fax: (0238)26-3299
【プログラム】(発表件数8件)
7月25日(金) ― 10:00 ~ 15:00 ―
[10:00 ~ 12:00] ● 抽出・言語獲得 〔4件〕
[13:00 ~ 15:00] ● 言語知識・解析・言い換え 〔4件〕
[10:00 ~ 12:00] ● 抽出・言語獲得 〔4件〕
1. 主題・焦点リンクを用いた重要文抽出システム
○横山晶一(山形大), 菅野崇(福島コンピュータセンター), 西原典孝(山形大)
キーワードを用いた基本要約文と、主題・焦点リンクを用いた主題
要約文の比率を指定して重要文抽出を行うシステムについて述べる。
2. 日本語固有表現抽出における文節情報の利用
○中野桂吾, 平井有三(筑波大)
日本語固有表現抽出において、抽出対象の構成文字列が長い場合に
有効な素性の提案をする。
3. 一文一格の原理と深層格選好に基づいた日本語深層格規則の自動獲得手法
○渋木英潔(北海学園大), 荒木健治(北大), 栃内香次(北海学園大)
深層格付与のコストを削減するために,構文解析が行わ れた文か
ら,表層格と深層格を対応付ける規則を自動的 に獲得する手法を
提案する
4. 幼児の言語獲得における「動詞ー島」段階のニューロイダルネットによるモデル化
崎田洋一(松下電池), ○中村渉(東北大), 西野哲朗(電通大)
本論文はニューロイダルネットを用いて、汎用的文法範疇が獲得さ
れる以前の 「動詞ー島」(Tomasello1992)段階をモデル化した。
[13:00 ~ 15:00] ● 言語知識・解析・言い換え 〔4件〕
5. 日本語HPSG:統語的複合動詞の統語・意味構造の処理
○橋本力(神戸松蔭女子学院大学大学院)
長距離受身等の理論的分析を踏まえ、文法開発環境LKBを用いて計
算機上で動作する日本語HPSG文法に複合動詞の処理を実装した。
6. 単語類似度の尺度比較支援ツールの作成
○河部恒, 柏岡秀紀(奈良先端大、ATR), 田中英輝(ATR), 松本裕治(奈良先端大)
現在単語類似度を計るためのさまざまな尺度が提案されているがそ
れらを簡便に比較するためのツールを製作した。
7. 連体修飾節つき日本文の変換処理について
○岩垣守彦
連体修飾節つきの日本文は、機械翻訳において関係代名詞節に変換
されているが、*I who…という非文に翻訳されて出力されるのが
常である。これは構文解析から改めないと正しく変換できないが、
どのように処理したらよいか、実例で示したい。
8. 自動生成した言い換え文における動詞結合価誤りの自動検出手法
○藤田篤, 乾健太郎, 松本裕治(奈良先端大)
大規模な正例と小規模の負例のそれぞれに基づいて動詞結合価の誤
り検出器を構築し,2つを組み合わせて高精度の誤り検出器を実現
した.
作成日:平成15年5月16日
修正日:平成15年7月1日