第76回 情報学基礎研究会との合同開催です。
◎日 時 平成16年9月16日(木) 10:00 ~ 17:20
17日(金) 10:00 ~ 17:45
◎会 場 早稲田大学 1号館 101教室 (西早稲田キャンパス)
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
- [交通手段]
- 東京メトロ 早稲田駅より 徒歩5分
- 都電荒川線 早稲田駅より 徒歩5分
- JR山手線・西武線 高田馬場駅より 徒歩20分
◎問い合わせ先
- 研究会に関すること
森辰則(横浜国立大学)
Tel: (045)339-4132, Fax: (045)339-4132 - 会場に関すること
早稲田大学総合案内(開催日の数日前からご案内可能になる予定です)
Tel: (03)3203-4141
【プログラム】(発表件数24件)
9月16日(木) ― 10:00 ~ 17:20 ―
[10:00 ~ 11:30] ● Webマイニング 〔3件〕
(FI研 山下賞表彰式)
[13:00 ~ 15:00] ● 情報抽出・単語分類 〔4件〕
[15:20 ~ 17:20] ● フィルタリング、文書分類 〔4件〕
9月17日(金) ― 10:00 ~ 17:45 ―
[10:00 ~ 12:00] ● 文構造解析 〔4件〕
[13:00 ~ 15:00] ● 質問応答 〔4件〕
[15:15 ~ 16:15] ● 教育 〔2件〕
[16:15 ~ 17:45] ● マイニング、要約 〔3件〕
[10:00 ~ 11:30] ● Webマイニング 〔3件〕
1. Web文書集合からの意見情報抽出と着眼点に基づく要約生成
○立石健二, 福島俊一(NEC), 小林のぞみ, 高橋哲朗, 藤田篤,
乾健太郎, 松本裕治(奈良先端科学技術大学院大学)
2. Webからの情報抽出・検索システムにおける全文検索
○濱口 佳孝, 池野 篤司(沖電気), 井佐原 均(情報通信研究機構)
3. 部分文字列の頻度分布に基づいた同一テンプレートを持つWebページの自動収集
◯池田大輔, 山田泰寛, 田中省作, 松本英樹 (九州大学)
(FI研 山下賞表彰式)
[13:00 ~ 15:00] ● 情報抽出・単語分類 〔4件〕
4. 一般語との曖昧性を持つタンパク質名の自動検出
○大井洋子, 大田佳宏, 今一修, 丹羽芳樹, 久光徹(日立製作所)
コーパスに出現する頻度を指標として、一般語と曖昧性を持つタン
パク質名を検出する。タンパク質名辞書からこれらを除くことによ
りタンパク質名抽出の精度が向上した。評価には、GENIAコーパス
を利用した。
5. HTML文書中の箇条書きとその表題に注目した下位語の自動獲得
○新里圭司, 鳥澤健太郎(北陸先端科学技術大学院大学)
HTML文書から上位下位関係を獲得する我々の手法を拡張し,与えら
れた(複合)語に対する下位語を獲得できるようにした.
6. ClassModelを用いた単語分類の拡張及び高速化
○岡野原大輔(東京大学)
大規模コーパスを用いた単語分類を、最適な分類数と共に高速に決
定するアルゴリズムを報告する。
7. 新聞記事からの用語定義の抽出と固有表現クラスに基づく分類
○小山誠, 酒井哲也, 真鍋俊彦(東芝研究開発センター)
質問応答システムにおける言語知識の拡張のため、新聞記事から用
語とその定義を抽出し、それらを定義文に対する固有表現抽出の結
果に基づき分類した。この方法と抽出・分類結果の分析について報
告する。
[15:20 ~ 17:20] ● フィルタリング、文書分類 〔4件〕
8. 最大マージン原理に基づく多重トピック文書の自動分類
○賀沢秀人, 泉谷知範, 平博順, 前田英作(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
文書に該当するトピックを全て付与する多重トピック分類問題にお
いて,異なるトピックの組合せをクラスとみなした多クラス分類手
法を適用した結果,高い分類性能が得られた.
9. 用語抽出技術を利用したテキスト分類
○太田晋, 美馬秀樹(東京大学大学院工学系研究科)
テキスト分類における属性選択として、用語抽出技術を利用した結
果を報告する。
10. アイテムの主題分析に基づく協調フィルタリングシステムの推薦予測方式
○宇田隆幸, 藤井敦, 石川徹也(筑波大学)
情報推薦システムにける推薦予測の精度向上を目的に,アイテムの
主題分析に基づき推薦スコアを計算する方式を,評価実験結果を示
し提案する.
11. 文書分類を用いたスパムメール判定手法
○佐々木稔, 新納浩幸(茨城大学)
近年の多様化する spam メールに対して、文書分類の考え方を 用
いた spam 判定手法を提案し、有効性を検証する.
[10:00 ~ 12:00] ● 文構造解析 〔4件〕
12. 動詞節に修飾された名詞句の係り受け解析
○竹信伸介, 徳久雅人, 村上仁一, 池原悟(鳥取大学工学部知能情報工学科)
「動詞節+名詞A+の+名詞B」という形の名詞句において、動詞節
が名詞AもしくはBのどちらに係るのかを決定する方法を考案し、評
価を行った。
13. 機械学習に基づく決定性の中国語依存構造解析器
○鄭育昌, 浅原正幸, 松本裕治(NAIST)
統計学習に基づく複数のモデルで中国語依存構造解析器を実装し、
解析出力の比較検討を行った
14. 統語森係り受け解析による最尤構文木の推定
○釜谷聡史, 知野哲朗, 木村和広((株)東芝 研究開発センター)
圧縮共有統語森に対する係り受け解析及び最尤構文木の推定手法を
提案し、提案手法に基づく解析実験の報告をする。
15. PCFGと分岐HMMを用いた高精度な構文解析
○松崎拓也, 宮尾祐介(東京大学), 辻井潤一(東京大学、CREST)
分岐HMMの教師なし学習によりPCFGルールを詳細化し、単純なPCFG
による解析結果をリラ ンキングする.
16. リスト型質問応答の特徴付けと評価指標
○加藤恒昭(東京大学), 桝井文人(三重大学), 福本淳一(立命館大学),
神門典子(国立情報学研究所)
質問応答におけるリスト型課題の特徴,特に評価の諸問題を整理し,
その一部を解決した評価指標を提案する.
17. 総合学習による質問応答システムの新しい構成法~CLQAに向けて
○佐々木裕(ATR音声言語コミュニケーション研究所)
QAシステムの各構成要素を質問正解例から総合的に学習する新し
い方式について報告する。
18. 質問応答における常識的な解の選択と期待効用に基づく回答群の決定
○秋葉友良(豊橋技術科学大学), 藤井敦(筑波大学), 伊藤克亘(名古屋大学)
質問応答において、(1)質問と回答間のカテゴリー一致検査をWeb等
のコーパスに含まれる事例を用いて高精度かつ事前知識構築無しに
検査する手法、(2)リスト型質問について評価量の期待値を最大化
するような回答集合を選択する手法、を提案する。
19. High-Precision Search via Question Abstraction for Japanese Question Answering
○Tetsuya Sakai, Yoshimi Saito, Tomoharu Kokubu, Makoto Koyama and Toshihiko Manabe
20. 英文読解のためのコースウェアの作成
○内山将夫(情報通信研究機構), 谷村緑(近畿大学), 井佐原均(情報通信研究機構)
学習対象の語彙とコーパスとが与えられたとき,その語彙をなるべ
くコンパクトに網羅するような英文読解教材を作成する方法を示す.
21. プログラミング教育における合理的評価法
○武内 亮, 佐藤 匡正 (島根大学)
[16:15 ~ 17:45] ● マイニング、要約 〔3件〕
22. 「新幹線要約」のための文末の整形
○池田諭史, 大橋一輝, 山本和英(長岡技術科学大学)
新幹線の電光掲示版ニュースの要約を目的として、新聞記事の文末
表現の削除及び、それに伴う修正を行なった。
23. 順位付け文書からの影響因子マイニング
○沢井康孝, 峠泰成, 山本和英(長岡技術科学大学)
複数の文書が興味等の尺度によりランキングされている状況で、そ
の影響因子を文書中から見つけ出す事を試みた。
24. 灰色理論GMにおける精度改善への新しい提案と評価
○李 国棟, 山口 大輔, 水谷 晃三, 永井 正武 (帝京大学)
作成日:平成16年8月3日